Jazz album of the year

シルヴァー・ライニング・スイート

[ Title ]

シルヴァー・ライニング・スイート

[ Artist ]

上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテット

[ Label ]

ユニバーサル ミュージック

受賞コメント

このたびは、ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤーをいただき、本当にありがとうございます。
ライヴ・エンターテイメント業界には苦しい数年が続いていますが、そんな状況下でも、作品を創り続けることが自分にとってのシルヴァー・ライニング(希望の光)でした。
この作品を手に取ってくださった皆さん、そしてこの作品を生み出す力となってくれた素晴らしい弦楽器の仲間たちにも、心から感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも、作品を創り、それを届ける、ということを、一歩一歩続けて行きたいと思います。
(上原ひろみ)

作品情報

ピアノ+弦楽四重奏の新プロジェクト「上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテット」名義でのアルバム。2020年のコロナ禍に書き下ろした4パートから成る組曲「シルヴァー・ライニング・スイート」や、自身のSNS企画で発表した楽曲を中心に収録。西江辰郎を中心とするストリング・カルテットとの、時に繊細で、時に躍動感あふれる演奏により、ピアニストとしても作編曲家としても、さらなる高みに達したことを証明した作品。

アーティスト情報

2003年、ボストンのバークリー音楽院在学中に『アナザー・マインド』で世界デビュー。2008年チック・コリアとのデュオ・アルバム『Duet』を発表。2011年にはスタンリー・クラークとのプロジェクト作でグラミー賞を受賞。2016年、『SPARK』が全米ジャズ・チャートで1位を記録。2017年にはブルーノート・ニューヨークでの13年連続公演を開催。2020年8月からはコロナ渦で苦境にあるライヴ業界の救済を目的にシリーズ企画『SAVE LIVE MUSIC』を展開している。